どうも、るんたった♪です(‘ω’)ノ
皆さんは119に電話をかけたことがありますか?
落ち着いて電話をしなくてはいけないのは頭では分かっていても、いざという時はパニック!
なんてこともあります。
そもそも、電話をかけたはいいけど、救急隊員からはどんなことを聞かれるのか?
ということを少しでも知っていたら、緊張はほぐれるはず!
知識を入れておいて、いざという時に役立てられたらなと思います。
ここでは、体調を崩した人がいて救急車を呼ぶ場合の受け答えについてお伝えしていきます。
ちなみに筆者は3回救急連絡をしたことがあり、最後にしたのは4日前です(゜-゜)
電話をする前に
いきなり状況がよく呑み込めないまま連絡するのではなく、まずは患者がどのような様子か素早く把握します。
・意識があるのか。
・受け答えはできているか
・呼吸をしているか
・痙攣しているか(その場合何秒(分)しているのか)
・一番どんな症状を訴えているか
患者の様子を救急隊員に伝えると、救急車が到着するまでどんな対応をするべきなのか教えてくれます。
電話ではどんなことを訊かれる?
救急隊員からはどんなことを訊かれるのか?
質問は複数ありますが、これは患者はもちろん、双方にとっても大事な情報交換となります。
だいたい聞かれるのはこんな質問です。
・「火事ですか? 救急ですか?」
・現場の住所または著名な建物などの目印
・患者の状態(誰が何があって、今どのような状態なのか)
・患者の性別や年齢
・患者の病歴(高血圧・心疾患・喘息など)
・患者の飲んでいる薬(血をサラサラにする薬・高血圧の薬など)
・かかりつけの病院名
・通報した人の名前と、すぐ出ることができる連絡先
以上のことを訊かれることがほとんどですが、事故などの場合、怪我や出血の状況なども訊かれるかもしれません。
患者の状態を伝えれば、最善の応急処置について教えてくれます。
冷静に、落ち着いて伝えるようにしましょう。
折り返しかかってくる電話に必ず出て!
救急車は早ければ患者の状態や住所を把握したタイミングで出動します。
そして一旦電話は切られますが、今度は救急隊員から「もうすぐ着きますので、すぐわかるように出てきてもらえますか?」と先ほど伝えた連絡先に電話がかかってきます。
そして、隊員と合流し患者のいる現場へ案内します。
患者が自分自身だった場合は、玄関のカギを開けられるか訊かれることがあるかもしれません。
救急隊員の方とは病院搬送まで密に協力し合わないといけないので、かかってきた電話には必ず応対できるよう、電話にすぐ気づけるようにしておきましょう。
救急隊員到着後はすぐ救急車に乗るの?
救急隊員到着後に患者のもとへ案内した後は、すぐに救急車に乗るわけではありません。
患者本人か、通報者(または患者の状態を把握できている人)にいくつか質問されます。
例えば、
・患者の病歴やアレルギーの有無
・現状況に至った理由
・呼吸が苦しくないか
・発熱しているかなど患者の状態・普段飲んでいる薬
・かかりつけの病院
・手術や入院をしたことがあるか
・保険証とお薬手帳の提示
他にも状況により質問の内容は変わります。
その間に患者の血圧を計ったり、応急処置が行われます。
できるだけ患者の健康状態を把握している人が応えられるようにしましょう。
すぐに病院に行けるの?
救急隊員からの質問後、搬送する病院を決めます。
近い病院から搬送可能な範囲の病院まで連絡してくれますが、季節の変わり目や夏の時期など、熱中症患者や感染症患者・体調不良者が多い時はなかなかスムーズに搬送先が見つかりません。
受け入れ可能でも、到着後1時間程待ってもらうかもしれないと言われたり・・・。
とにかく、対応可能な可能性が一番ある病院を選んで搬送していただきます。
搬送先の病院の診察券があれば、隊員の方に渡しておきましょう。
今までのカルテがあるはずなので、病院側も把握しやすくなります。
場合によっては、一緒に救急車に乗ってもらうよう促されることもあります。
その場合、搬送先の病院からはタクシーで帰るか、誰かに迎えに来てもらったりと自力で帰宅する必要があります。
または救急車の後ろから車で着いて行って、搬送先の病院に行けることもあります。
隊員の方はこれを「後追い」と言っていました。
救急車の後を追って病院に向かいますが、赤信号の場合、もちろん救急車は走り続けます。
ですが、こちらは救急車ではないので(笑)
そこはぐっと堪えて青信号になるまで待っていてくださいね( *´艸`)
病院に着いたらどうするの?
病院に着いたら、患者はすぐに処置室に搬送されます。
関係者は救急外来の待合室等で待機を促されます。
処置後に担当医から説明を受け、その後の対応を聞きます。
場合によっては緊急入院になるので、その後は入院手続きに入ります。
看護師から患者の状態や入院のための持ち物・必要な金額などが伝えられます。
状況によって変わりますが、病院に着いてから1時間以上はかかると思ってください。
その間に、この状況を知らせる必要がある人と連絡を取るなどしておいた方が良いでしょう。
備えて安心 「緊急時安心キット」
各自治体によって異なるかもしれませんが、筆者の地域では市から無料で配布される「緊急時安心キット」があります。
無料で配布される条件として、以下のようなものがあります。
・65歳以上の方や障害のある方
・難病や持病のある方
同一世帯に複数名が利用する場合でも、一世帯1セットの配布となります。
中身はこんな感じで、数人分の記入ができるようになっています。
筆者の自治体では4名分の記録シートがありました。
この「緊急時安心キット」は、かかりつけ医療機関や緊急時の連絡先などを記入したものを冷蔵庫内に保管します。
救急隊員が自宅に入った際に、素早く情報を提供でき且つスムーズに対処してもらえるよう、備えておければ安心ですね(^^♪
いつ起こるか分からない緊急事態。
健康でいられる時に、忘れず備えておけたら安心ですね。
備えは大事ですが、その情報が活躍する日が来ないことを祈っています。
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